講演＆シンポジウム “スノーデンの警告”
ここまできている日本の監視社会

　監視社会を切り口に、早くから共通番号（マイナンバー）制度に警鐘を鳴らしてきた小笠原みどりさんが、日本のジャーナリストとして初めてスノーデンとの単独インタビューを実現しました。番号法・秘密保護法・戦争法の制定、盗聴法の改悪と、次々に監視の道具をそろえていく日本社会。スノーデンが警告する監視社会の現実についてお話を伺います。

●ビデオ（三輪祐児さん提供）

»前半：小笠原さん講演ほか

»後半：シンポジウム

●日時●2016年8月27日（土） 13時30分〜

●会場●渋谷区立勤労福祉会館 2階第1洋室»地図

●発言・報告・講師・出演●
講師：小笠原みどりさん（ジャーナリスト）

●主催●「秘密保護法」廃止へ！実行委員会ほか共催

●参加費または資料代など●500円

開催趣旨

●諜報活動の衝撃

　米国元CIA、NSAの職員、エドワード・スノーデンによって暴露された米国のグローバルな諜報活動は、私たちの想像を超えるものでした。2013年のこの暴露以降、多くの国のジャーナリストや反監視運動は、隠蔽されてきたグローバルな監視社会化に歯止めをかける運動に取り組み始めています。

●広がる監視制度

　日米同盟の強化にひた走るこの国は、秘密保護法、戦争法制定、盗聴法改悪を矢継ぎ早に実現させ、テロ対策を口実とした日常生活への監視強化から個人番号（マイナンバー）制度に至るまで、監視社会の蔓延に歯止めがきかない状態に陥っているように見えます。

●監視社会に歯止めを

　本集会では、日本のジャーナリストとして初めてスノーデンとの単独インタビューを実現した小笠原みどりさんをゲストにお招きして、スノーデンが警告する監視社会の現実についてお話いただきます。監視社会化を憂慮し、市民的自由を闘いとる運動に関心を持つ多くの皆さんの参加を呼びかけます。

プログラム

●開会　13時30分
●第1部　講演　小笠原みどりさん（ジャーナリスト）
●第2部　シンポジウム
　　　　　海渡雄一さん（「秘密保護法」廃止へ！実行委員会）
　　　　　宮崎俊郎さん（共通番号いらないネット）
　　　　　小倉利丸さん（盗聴法廃止ネット）
　　　　　小笠原みどりさん
●終了　16時30分

●会場地図●地図のクリックで表示を拡大／縮小

●アクセス●
所在地住所：東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館
JR山手線「渋谷駅」ハチ公口徒歩７分。東急・東京メトロ「渋谷駅」7-1出口徒歩5分。
公園通りをNHK方面へ、渋谷パルコ・パート1斜向かい。

●チラシ● »ダウンロード

●メモ●講師紹介：小笠原みどりさん
ジャーナリストとして活動する一方、カナダ・クィーンズ大学大学院で監視社会研究を続ける。2016年6月から7月にかけて『サンデー毎日』にスノーデンとの単独インタビューを連載。
＊単著『世界中のひまわり姫へー未来をひらく女性差別撤廃条約』（ポプラ社）
＊共著『共通番号制なんていらない!―監視社会への対抗と個人情報保護のために』（航思社）
＊翻訳『監視スタディーズ---「見ること」「見られること」の社会理論』（D.ライアン著、岩波書店）

●共催●
「秘密保護法」廃止へ！実行委員会
盗聴法廃止ネット
共通番号いらないネット

●連絡先・問合せ●
Tel.090-6138-9593（「秘密保護法」廃止へ！実行委員会：担当・中森）
Tel.070-5553-5495（盗聴法廃止ネット：担当・小倉）
Tel.080-5052-0270（共通番号いらないネット：担当・宮崎）