
医療データの共有と
プライバシー保護を考える
院内集会
お話:武藤糾明弁護士(福岡県弁護士会)
報告:原田富弘さん(共通番号いらないネット)
院内集会のための通行証を、13時45分ころから衆議院第二議員会館ロビーで配布します。遅れる方は、会館受付で第8会議室に電話をしてもらってください。通行証をお届けします。
開催趣旨
マイナ保険証を使って医療・健康・介護などの情報共有を進めるための医療法改正案が、今国会に提案されています。電子カルテ情報を患者や医師の同意なく医療機関から収集したり、医療・介護・健診のデータベースを連結して個人情報の照合を可能にしたりするなど、患者・市民のプライバシーに関わる改正がされようとしています。
マイナ保険証の利用率は4月になっても27%程度に低迷しています。政府はマイナ保険証による医療情報の閲覧でより良い医療を受けられると宣伝していますが、「個人情報の使われ方が不安」「医療機関に受診経過を見られるのが嫌」だからマイナ保険証を使いたくないという声も少なくありません。閲覧に同意しない画面は改悪され、ますますわかりにくくなりました。
医療データを「利用する側」の都合や権益ではなく、「利用される側」の権利を守るためにはどうしたらよいか考えます。
プログラム
●14時05分 報告・原田富弘さん「マイナ保険証と医療法改正の状況」
●14時30分 お話・武藤糾明弁護士「医療データの共有とプライバシー保護」
●15時30分 質疑応答
●16時00分 閉会

所在地:東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館 地下1階 第8会議室
東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」1番出口徒歩4分
東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」議員会館地下通路一般出口徒歩4分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」5番出口徒歩10分
【連続学習会のビデオと資料】この院内集会は連続学習会としてシリーズで実施しています。第1回の「マイナ保険証と「医療DX」を考える院内集会」(2025年4月24日開催)の ビデオと資料には、 » こちらのページ からアクセスできます。
【感染症対策について】集会時のマスクの着用については、個人のご判断でお願いします。現在でも、新型コロナほかいくつかの感染症の流行が懸念され、会場でマスク着用を希望する方がおられます。逆に、体質的にマスク着用が困難でこの数年間集会参加などに強いストレスを受けてきた方もおられます。
Tel. 080-5052-0270(担当:宮崎)