
マイナンバー違憲訴訟神奈川 締め括り集会
提訴からの9年を振り返る
わたしたちの裁判は何を問うたのか
発言:マイナンバー(共通番号)違憲訴訟神奈川の原告と弁護士
開催趣旨
マイナンバー(共通番号)違憲訴訟神奈川の締め括りの集会です。
2016年3月24日、原告230人が横浜地裁に提訴してから9年、今年3月26日に最高裁の上告棄却をもって長きにわたった闘いが終わりました。
国が個人情報を一元管理し、本人同意のないまま収集・利用することは憲法13条が保証するプライバシー権の侵害だとして制度運用の差し止めと個人番号(マイナンバー)の削除を求めてきました。高度情報化社会におけるプライバシー権として自己情報コントロール権の確立を求めましたが最高裁は考慮することはありませんでした。
この9年はデジタル化が急速に進み、番号制度も大きく姿を変えました。私たちはこの訴訟は「個人と国家の関係」を問うものだとして取り組んできましたが、個人の基本的人権より国家管理が優先されることが明白になりました。残念な結果になりましたが、最後まで闘えたのは弁護団と原告のみなさん、そして支援してくださったみなさんによる力の結集のおかげだと思います。
訴訟を起こした意義と負けはしたけれど次に繋がる活力を得た訴訟として振り返り、思いを語り合う集会にしたいと思います。
プログラム
●18時30分 開始
あいさつ:(原告・知念さん)
●18時35分 地裁から最高裁までの歩み(原告・中森さん)
●18時40分 裁判で何を問い、何が得られたのか(弁護団のみなさんから)
●19時40分 原告のみなさんから一言
●20時10分 今後の取り組みについて(原告・宮崎さん)
●20時30分 終了

所在地:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
かながわ県民センター3階 305会議室
JR各線・私鉄各線「横浜駅」西口・きた西口を出て、徒歩5分
横浜市営地下鉄「横浜駅」地下鉄出口8から、地下街をとおり「中央モール」を左折し「北6」出口を出て、徒歩2分
Tel. 080-5052-0270(担当・宮崎)